2015年12月から施行されたストレスチェック制度。会社には1年に1回は職場でストレスチェックを行う義務があります。
どのような流れでやるのがよいのか、会社の衛生管理者には頭の痛い話題です。費用も別にかかるのも中小企業では大きな課題となります。
ストレスチェック制度に合わせて、厚生労働省もストレスチェック・プログラムを開発し、一般に公開しています。プログラムそのものはなかなかよいのですが、社内イントラネットを使うか、ストレスチェック・プログラムをダウンロードしたパソコンを使うしかなく、使い勝手はいまひとつかもしれません。
他にも、stresschecker (https://stresschecker.jp)というICT (Information and Communication Technology)を専門とする会社が無料で提供するプログラムもあり、使い勝手は良さそうです。しかし、個人のストレス状態というのも個人情報ですので、外部機関にデータを提供するのもやや不安なところです。
私が所属する精神科産業医協会でも通常よりは安価にストレスチェックの外部委託を受け入れていく方針のようです。会社に訪問している産業医からの依頼でも受け入れは可能ということですので、産業医の先生に相談してみてはいかがでしょうか。