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メンタルストレス研究所

教授のブログ

ストレスと脳


 6/19(日)放送の「 NHKスペシャル ストレスから脳を守れ」の録画したものを観ましたた。TVでおなじみの予備校講師の林修先生による司会進行でした。病院や学校、刑務所や宇宙飛行士にも用いられているストレス対処法とは…「ストレスコーピング」。

 ストレスコーピングとは、ストレス状態の時に、自分がリラックスしたり、気晴らしになるようなことを行って、ストレスの程度を減らす方法です。

 宇宙飛行士の古川聡さんは、宇宙ステーションでの任務時に、「一人野球」をやって、任務からくる極度のストレスを和らげていたそうです。実際の場面が映されていて、結構面白かったですよ。他にも、一般的には運動をするとか、散歩する、音楽を聴く、雑談する、などがあります。こうしたストレスコーピング法がたくさんあると、ない人よりもストレスの程度が減るんだそうです。

 他にも、早稲田大学院の熊野教授によると、「マインドフルネス」(過去や未来を心配せずに、『今でしょ!』を大事にする瞑想法)を日常に取り入れることで、記憶を司る海馬体積が増えて、不安に関係する扁桃体が減るそうです。脳は鍛えれば、『今から!』でも強くなるんですね。普段の生活に瞑想を取り入れて「脳トレ」してみませんか。

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