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メンタルストレス研究所

教授のブログ

労働衛生コンサルタント試験受けてきました。

 『労働衛生コンサルタント』というのは、職場の労働衛生に関わる専門家です。

 毎年この時期に国家試験としての資格試験が行われます。

 産業医資格は医師であれば日本医師会の産業医講習会などを受ければ取得できますが、労働衛生コンサルタントは筆記試験、口頭試験の2段階の試験があり、合格率は30%と難易度が高めの資格です。

 私の場合は筆記試験が免除でしたので、口頭試験の準備を12月以降始めました。労働安全衛生コンサルタント会の資格試験準備講習会を受講し、最初は「何じゃこれは?そもそも合格できるのか?」状態でしたが、『労働安全衛生のしおり』などを読み込み、まずは全体像を把握するように努めました。メンタルヘルスだけでなく、アスベストや有機溶剤などの安全衛生についても理解するようにしました。

 恥ずかしながら試験が近づくにつれてストレスから胃が痛み出し、メンタルヘルス専門医にも関わらず、「メンタル弱っっ!」と自ら笑うしかありませんでした。

 面接試験では、3名の面接官により、労働衛生に関わる10個くらいのテーマの質問をされました。大体は準備していた素直な質問でしたが、時々、「これはマニアック!」な質問もありました。(「馬尿酸が検出される食品は?」的な。もちろん「知りません」と答えました。)15分間、質問に答えていると、「はい、時間です。お疲れさまでした。」と終了しました。合格するかどうかは・・・分かりません。

 せっかく労働衛生全般の知識を仕入れましたので、さらに勉強と実践を通して職場の健康面への貢献をしたいと思います。


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